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インプラント技術

ストローマン社製インプラント

なぜ、ストローマン インプラントでなければならないのか?

当オフィスで使用するインプラントはスイス ストローマンインプラントのみです。
それは、世界で最も普及しており、どのメーカーよりも信頼性が高いと私が考えるからです。
インプラントは一生涯使えるものでなければなりません。たとえ、もし何かトラブルがあったとしても、いつでも・世界中のどこでも治療を受ける事ができる安心感は、世界ナンバー1のメーカーでなければ成り立ちません。
これは選択するための大前提です。では、なぜ世界ナンバー1を誇っているのか?
当然、卓越した製品そのものの品質と、メーカーとしてのユーザー本位の姿勢が素晴らしいほかありません。

骨と密着するフィクスチャーの表面性能が段違いに凄い!

チタン表面は細かくブラスト処理がされており、骨との結合がしやすい最適な状態になっています。
加工表面に炭素が付着しないように生理食塩水に浸した状態でパッケージングされており使用直前に開封いたします。

インプラントは骨に埋入し、骨と結合しますので、インプラントのフィクスチャーと呼ばれる骨に埋入するパーツが骨とどれぐらい結合するかの性能が重要です。
昔は研磨されたチタンでしたが、最新のフィクスチャーはチタンの表面をサンドブラストで荒くし、更に酸処理をしてあえてザラザラに仕上げてあります。
そうすることで穴を空けられた骨が再生する時に、ザラザラのフィクスチャー表面と結合するため、オッセオインテグレーションという インプラントと骨の強固な結合がみられます。

スイスで製造されたインプラントは、空気にふれないよう生理食塩水に浸けた状態でパッケージングされ、日本まで輸入されています。
空気に触れると空気中の炭素が付いて表面性能が落ちてしまうためです。ここまで徹底されているのは、ストローマンインプラントだけです。
そうすることで表面積がさらに増え、骨結合のスピードが早くなっています。

ジルコニアインプラントについて

ストローマン社ジルコニアインプラントに対応しています。
部位を選ぶ必要がありますが、金属アレルギーの患者さんや電磁波過敏症の患者さんに有効である場合があります。ご相談ください。

ジルコニアカスタムアバットメントを院内製作

ジルコニアカスタムアバットメントとは?

ジルコニアはセラミックの種類、アバットメントはインプラントの骨に埋入するフィクスチャーと歯となるクラウンとの中継ぎパーツです。
それをカスタムするということは、既成品ではなく、患者さんお一人おひとりの歯ぐきに合わせて一つずつオフィス内で製作しているということです。
製作にはセレックシステムというセラミックCAD/CAMマシンを使用しています。

このアバットメントというパーツはあまりなじみのない名称ですが、大変重要な役割を担っています。
歯ぐきと骨の形状に合わせてカーブしていないアバットメントは、歯ぐきとの生体親和性や清掃性に悪影響を及ぼしてしまいます。
重要なアバットメントですから、製作を歯科技工士さんに依頼したり、既成品を使用したり、見えにくい部分だからとセラミックではなく金属のアバットメントを使用することを避け、当オフィスでは生体親和性に優れ、十分な強度のあるジルコニアセラミックを使用し、一つ一つを細かく設計・デザインして、その方にジャストフィットするように作っています。

セレックシステムの本当の役割

ジルコニアカスタムアバットメントや、セラミッククラウンを製作する時にはセレックシステムを使用します。
セレックは、セラミックを削ってクラウン(被せ物)を院内で手早く作るものだと思われていますが、それは本質ではありません。アバットメントやクラウンの形状にこだわって、 外注では作ることができないクオリティのものが作れるということが本質です。
手間暇だけで考えれば、外注の歯科技工所へ依頼した方が効率がよいでしょう。

フィクスチャーが骨と結合したら、まずアバットメントを作成します。患者さんそれぞれ骨と歯ぐきの形状は異なりますので、アバットメントの形態をこうしようとか、ここの膨らみをもう少し緩やかにしたほうがなじみが良さそうとか、ここはもう少し削ったほうが良いのではなど、外部の技工士さんに伝えることは困難です。
これを実現するための手段がオフィス内で製作できるセレックの役割です。

クラスBの滅菌処理と感染予防

クラスBの滅菌とは?

滅菌は歯科医院にとって当たり前のことですが、一口に滅菌といっても、どれぐらい滅菌できているかという判断基準があるのをご存知でしょうか。
クラスN・クラスS・クラスBと3段階に分かれています。 クラスBはその最高ランクの滅菌技術で、真空状態を数回繰り返しながら高温高圧蒸気滅菌することであらゆる菌を滅菌します。

汚れた状態で滅菌しても衛生的とはいえませんので、滅菌前の十分な洗浄も不可欠です。
当オフィスでは、ウォッシャーディスインフェクターを使用して酵素洗剤で洗浄後にクラスB滅菌器で滅菌しています。 手洗いでは洗浄できない目に見えない細かな付着物までしっかりと洗い流してから、クラスB滅菌を行うことで、初めてご安心いただける衛生基準だと考えています。
※当オフィスのクラスB滅菌機・ウォッシャーディスインフェクターともに、スウェーデン GETINGE社製です。

究極の院内感染予防

歯を削ったり洗ったりする際、水の飛沫は非常に細かく瞬時に拡散しますので、衝立やカーテンで区切っているだけの治療室や集塵機だけでは飛散を完全に防ぐことはできません。
たとえ個室にしていてもスタッフが部屋を出入りしたりするうちに必ず入ってきます。

当オフィスでは、そのようなことはあり得ません。なぜなら、一度に治療する患者さんは常にお一人だけだからです。
治療するのはお一人だけであっても、完全個室での治療を行います。当然、お口に入る全ての機器は治療ごとに全て交換します。治療室の手で触る機材のコントロール部分にはラップをかけ、治療ごとに取り替えています。
エプロンフォルダーも使用毎に洗浄し、チェアのシート・ヘッドレストも使用毎にアルコール洗浄しています。特にインプラントのような大きな治療をする場合は、より高度な衛生管理が求められます。
それは、手術中にガウンを着ることだけではなく、根本の仕組みから対策を講じることです。

インプラント治療のための充実設備

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