※外科処置の写真が含まれますのでご注意ください。
本日の午後は右上のインプラントオペを行います。
CT画像です。右上第一大臼歯は根尖病変と歯根肥大がみられ
挺出による重度の位置異常があるためオペ時に抜歯し
3本のインプラントでインプラントブリッジを形成します。
透過させた状態です。
下顎にはすでにインプラントを埋入しています。
こちらの記事に書いています。
右上の実際の状態です。
口蓋側に傾斜し、挺出も強度です。
右上のミラー像です。
この歯があったおかげで歯槽骨が保たれています。
表面麻酔+局所麻酔後、慎重に動かして抜歯します。
かなりの歯根肥大があります。
ここからインプラントオペに臨みます。
切開して歯槽骨を確認します。
まずは最も手前側を慎重にドリリングし、タップを切ります。
インプラントはスイスのストローマンインプラントです。
ボーンレベルインプラント Φ4.1 RC 10mm
埋入を終えました。
手前のインプラントに沿ってオステオトームでソケットリフトを行います。
2本目も埋入し3本目のソケットリフトを行います。
無事、3本の埋入を終えました。
抜歯した部分を避けて3本の埋入が完了しました。
歯を残したままですと歯根肥大の部分が干渉してしまいます。
対咬関係の確認をします。
インプラント挿入ジグを外しました。
ヒーリングスクリューをピックアップします。
ヒーリングスクリューで封鎖しました。
縫合前に、ドリリング時に出た骨切削片をボーンコレクターでろ過したものを集めます。
デコルチケーション後に骨切削片を戻します。
縫合を終えました。
CO2レーザーを照射して止血と治癒促進を図ります。
オペ終了時のレントゲン写真です。
K・Hさん、本日も乗り越えていただきました。
インプラントで咬める日を私たちも楽しみにしています。
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広島 三好デンタルオフィス
