インプラント治療が普及するにつれて、
すでにインプラント治療を受けられている方のご来院が増えてきています。
そのインプラントの中には歯周病になっていたり、壊れていたり、
残念ながら除去する必要のあるものも少なくありません。
そこで三好デンタルオフィスではインプラント除去用の器具を導入しました。
(除去用の器具が無くても出来ますが傷が大きくなり時間がかかる恐れがあります。)
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neobiotech社 neo Fixture Remover kit です。
フィクスチャーとは植えてあるインプラント本体のことを指します。
名前の通りインプラント除去キットです。
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いざ開封します。
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滅菌可能なケースに収納されています。
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ちなみにこのケースには傾斜がついていて手に取りやすくなっています。
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ストローマンインプラントRNΦ4.1を例に使い方を練習してみます。
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説明書を読んで、右の表からインプラントに適合するサイズを確認します。
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リストで調べた適合するフィクスチャーリムーバースクリューを選択します。
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スクリュードライバーを準備します。
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スクリューをドライバーで回します。
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インプラント体(フィクスチャー)にネジを締結します。
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ここでトルクレンチの登場です。
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組み立てました。レンチの軸の両脇の棒のしなりを利用して
トルク(締め付け力)を確認することが出来ます。
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正回転で締めます。60Ncmのところまで細いレバーをしならせます。
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規定のトルク値で締め付けました。
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ここでいよいよフィクスチャーリムーバーの登場です。
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締めこむと先端がインプラントにしっかりと食い込むようにデザインされています。
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フィクスチャーリムーバーは逆ネジになっていますので反時計回りで締めていきます。
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締め終わりました。フィクスチャーに食い込んでいます。
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今度はトルクレンチの太いレバーを反時計周りに回します。
最大400Ncmまで対応のトルクレンチです。
そうしますとインプラント自体が反時計周りに回って抜けるという仕組みです。
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インプラントは骨と結合していますが大きな力で回転させると結合が壊れ
ネジと同じように除去できます。
このシステムのレンチの形状はストローマンインプラントのシステムと
まったく同じで、試しにはめてみたところ完全にはまります。
このキットは最近バージョンアップしてケースの形状とトルクレンチが
新しくなっています。
三好デンタルオフィスでは植えることもさることながら除去することも
万全の体制でお待ちしております。
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