本日は日曜日ですがインプラントオペを行います。
オフィス内のCTで事前にシミュレーションします。
ただし、このようにタイトなケースですと、「現物あわせ」の力量が試されます。
画像左側には、すでに埋入されているAQBインプラントが存在しています(後述)
上顎前歯4本はフラップを翻転し歯周外科処置をしています。
左上犬歯部分にインプラントを埋入します。
写真は深度ゲージで深さ・方向を確認している状態です。
使用するインプラントはスイスのストローマン社製の
ボーンレベルインプラント SLActive(エスエルアクティブ) Φ4.1 10mm です。
無事に埋入を終えました。
より直径の小さなナローを選択することも考えますが、
力のかかる犬歯部分であり
実際のスペースを考えますとやはりレギュラーを選びたいケースです。
ヒーリングキャップを締結し、縫合を終えました。
本日はこのほかに右上2ヵ所にインプラントを埋入しました。
写真左上の右上顎に見えている2個の金属構造物は
CT画像にもありましたAQBインプラントですが
埋入ポジション・深度に問題があり、ワンピースであるため今後撤去します。
レントゲンではわずかに近心投影になりますので実際よりも近接して見えますが
現実的にも埋入位置・角度に神経を使うケースです。
N・Eさん、年内に大きな処置が無事に終わり私も嬉しいです。
来年こそは良い年になりますね。
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広島市 三好デンタルオフィス