インプラントオペから7週間が経ちましたので
ヒーリングキャップを交換します。
インプラントオペ時の記事はこちらです。
左下大臼歯部のインプラントオペ手順の写真です。サージカルステント2013.12.06
本日の写真です。歯肉は完全に治癒しています。
局所麻酔後の写真ですので歯肉が白く見えます。
歯科用の局所麻酔薬にはエピネフリン(アドレナリン)が添加されています。
エピネフリンには血管を収縮させる作用があり、出血を抑え、
麻酔薬が血流に乗って拡散し、効果がすぐに切れてしまうことを防いでいます。
(エピネフリン無添加の麻酔薬も販売されています。)
出来るだけ小さく切開して封鎖スクリューを緩め取り出します。
写真下が封鎖スクリューです。
白いかけらはハイドロキシアパタイトです。
写真上のヒーリングスクリューに交換します。
ヒーリングスクリューを締結しました。
インプラントフィクスチャーのスクリューホールにはジェルコートFを注入し、
歯肉を押しのけながら15Ncmの力で締結します。
つまり、角化歯肉を両サイドに移動させ、利用することを目的としています。
ヒーリングスクリューの名前のとおり、歯肉が寄り添って治癒していきます。
このケースにおいては約2週間後にジルコニアカスタムアバットメントの
スキャニングをセレックで行います。
この記事のように治療を進めます。
S・Sさん、このインプラントで咬める日が近づいていますね!
もしよろしければ
人気ブログランキングに投票する をクリックお願いいたします。
三好デンタルオフィス