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インプラント症例・ブログ

セレックによるインプラントアバットメント・仮歯の作製

弊オフィスでは本日もセレックが活躍しています。

 

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右上臼歯部のミラー像です。

インプラント埋入後3ヶ月が経ちましたので

仮歯を作り、いよいよ咬める状態に進みます。

オペ時の記事はこちらです。

右上臼歯部のインプラントオペ

 

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ヒーリングキャップ(粘膜治癒のためのパーツ)を外しました。

3本のインプラントそれぞれの歯ぐきの形態にあわせた

カスタムメイド(オーダーメイド)のアバットメント(中継ぎパーツ)を

作製します。

 

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チタンベース付きジルコニアカスタムアバットメントをセレックで作製します。

セレックを導入することでオフィス内でカスタムアバットメントの作製を完結できます。

 

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写真右端のジルコニア部分をセレックで製作し、

チタンベースに接着します。

いろいろな考え方がありますが、インプラント本体にはチタンで接続することが必要と私は考えています。

ジルコニア無垢のアバットメントではチタンを削ってしまうためです。

砥石(ジルコニア)と包丁(インプラント本体)の関係と同じです。

 

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チタンベースへの接着と仕上げを終えました。

チタンベースにはコジェットサンドをマイクロエッチャー2で噴射して

ロカテック処理をして接着しています。

ジルコニアとチタンベースの境界はダイヤモンドバーで修正したあと

研磨して馴染ませています。

 

準備を終え、ここからが本日です。

 

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歯ぐきの厚みの部分にジルコニアが接触します。

 

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インプラントフィクスチャー(本体)のネジ穴にはジェルコートFを注入し

そのままアバットメントを挿入して35Ncmのトルクで締結します。

既製のパーツでは歯ぐきの形態に完全には適合できません。

 

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ジルコニアカスタムアバットメントの締結を終えました。

 

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ここからはいつものようにパウダリングしてセレックでスキャンします。

下顎の臼歯も仮歯の状態です。

 

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スキャニングを終えました。

 

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デザインを終えました。

プラスチックの仮歯を作りますので咬合強めにしておいて調整余地を

残しておきます。

 

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ミリングマシンinLab MCXLにプラスチックブロックをセットしました。

(TerioCAD B40L)

 

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ミリング(削りだし)を終えました。

 

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切り離して調整します。

 

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仮歯をセットしました。

工程のすべてを私が行い、オフィス内で完結しています。

理論上はアバットメント作製から仮歯まで、午前午後1日の治療で可能です。

 

今後、他の部位の治療も進みましたら、ジルコニアクラウンに置き換えます。

 

K・Hさん、ついに右側で咬んでいただける日を迎えました。

喜んでいただけて私も本当に嬉しいです。

 

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