その2です。
※外科処置の写真が含まれますのでご注意ください。
その1はこちらです。
ここからは鉗子でグリップして回転させます。
遠心側(奥側)から取り組みます。
手前から始めると出血が遠心側に流れ、術野が確保しにくいためです。
鉗子が壊れるのでは、と思うほどの力が必要でしたが
回転してからはピンセットで回せます。
無事抜けた遠心側のインプラントです。
機械研磨ワンピースインプラントのフィクスチャーです。
続いて近心側(手前側)へ進みます。
骨と結合している部分は近心側のほうが少ないように
レントゲンでは見えますが、こちらもかなりの力が必要です。
近心側も無事に撤去できました。
近心側のインプラントです。
左:手前側 右:奥側
左:手前側 右:奥側
左:奥側 右:手前側
無事2本の撤去を終えました。
インプラントオペ用のラウンドバーでインプラントに接していた骨表面を
わずかに削って新鮮面を出し、治癒促進を図ります。
抜歯後と同じようにTCコーンを砕いたものと
吸収性ゼラチンスポンジを入れます。
CO2レーザーを照射して、止血と治癒促進を図ります。
オペ終了時のレントゲン写真です。
治癒後に必要があれば骨増生(GBR)を行い、
新たにインプラントを埋入します。
Y・Sさん、かなりの力がかかりましたのでお疲れのことと思います。
今後、治癒してからが楽しみです。
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機械研磨ワンピースインプラントの撤去も行う広島市の歯医者 三好デンタルオフィス