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インプラント症例・ブログ

幅のせまい右上第一小臼歯部分にインプラントを埋入しました。2021.09.08|広島

右上第一小臼歯部分にインプラントの埋入を計画します。

 

フェイスボウトランスファーを行い上顎歯列と顎関節との位置関係を記録します。

 

フェイスボウトランスファーの記録を利用して咬合器に上下の歯列の模型をマウントしました。

 

幅は5.5㎜です。

 

インプラントサイズと、それを埋入可能な隣在歯の距離を示したゲージです。

 

φ2.8㎜のドリル直径のゲージです。それぞれの隣在歯に対してゆとりが少ない状態です。

慎重にドリリングを行う必要があります。

 

実際のおくちの状態です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

局所麻酔後に歯肉を切開して骨を確認します。

 

φ2.2㎜のパイロットドリルである程度ドリリングし、深度ゲージを挿入します。

 

深度ゲージを挿入した状態で撮影したデンタルX線写真です。

ごくわずかに傾斜を強めるように修正しながら深さ・広さを拡大していきます。

 

φ2.8㎜のドリルでのドリリングを終えました。

 

インプラントはいつものようにスイスのストローマン社のものを使用します。

 

BLT φ3.3㎜ NC SLA 10㎜ TiZr

 

インプラントの埋入を終えました。

ブルーのパーツは挿入ジグです。

 

挿入ジグを外しました。

 

歯肉の形態を整えるためのヒーリングキャップを用意します。

 

陥凹部分に填入するための骨移植材を用意します。

 

ヒーリングキャップを組付け、陥凹部分に骨移植材を填入しました。

 

吸収性の糸を用いて、垂直マットレス縫合して終了です。

 

インプラントオペ前の状態です。

 

インプラント埋入オペ後の状態です。陥凹部分が膨らんでいます。

 

 

インプラント埋入後のデンタルレントゲン写真です。

F・Yさん、緊張するオペでしたが無事に終わって私も嬉しいです。

  

※インプラント診断 10,000円+税/1ケース

インプラント埋入から完成(ジルコニアカスタムアバットメント+セラミッククラウン)まで35万円+税 /本 (奥歯の標準難易度の場合)

その他、キャップ交換、スキャニングなど合計約10,000円程度の諸費用が掛かります。

よって完成まで実際には約40万円/本かかります。(難易度によって異なります)  

※インプラント治療は外科処置につき、必ずしも成功するとは限らず、血管・神経の損傷や細菌感染などが起こるリスクがあります。 

   

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