右下第二大臼歯部分へインプラント埋入を計画します。
（同時に左上第二大臼歯部分にも埋入します。）
まずはオフィス内のCTで撮影してシミュレーションします。
上下顎の印象採得（型取り）とフェイスボウトランスファーを事前に行います。
顎運動を再現する咬合器に上下顎の石膏模型をマウントします。
模型上でCTデータと重ね合わせてシミュレーションします。
サージカルステント（ドリルガイド）を作成しました。
いよいよ本日オペに臨みます。
サージカルステントの適合を確認します。
パイロットドリルでドリリングし、深度ゲージを挿入してレントゲンを撮影します。
シミュレーション通りですのでドリルステップを進めます。
粘膜を剥離して、インプラント床の形成を終えました。
スイスのストローマン社 BLT（Bone Level Tapered )インプラントを用います。
Φ4.8mm 10mm をモーター埋入します。
無事に埋入を終えました。
挿入ジグの取り外しがスクリュー式でなくなり、脱着がとても楽になりました。
今回は封鎖スクリュー（高さ0.5mm）を用いて、2回法の治癒とします。
封鎖スクリューを締結しました。
縫合を終えました。
オペ終了時のレントゲン写真です。
BLTインプラントのドリルは先端がテーパーになっているためドリル径を拡大する際が楽にできます。
M・Hさん、いつもブログをご覧頂き恐縮です。
左右に渡る2本の埋入でしたのでお疲れのことと思います。
よくぞご決断なさいました！
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