左下第二小臼歯部分にインプラントの埋入計画をCTシミュレーションします。
いつものように型取りとフェイスボウトランスファーを行います。
KaVo製の咬合器に上下歯列模型をマウントしました。
埋入方向をCTと重ね合わせながら決めていきます。
サージカルステント(ドリルガイド)を製作して事前の準備は完了です。
いよいよ本日オペに臨みます。
安全な領域までのドリリングの段階で深度ゲージを挿入してレントゲンで確認します。
予定通りの角度にドリリングできていますのでドリルステップを進めます。
粘膜を剥離して実際の骨の状態を確認してドリリングを進めます。
ドリリングを終えました。深度ゲージで深さを確認しています。
本日はご相談の上、セラミックインプラント(ジルコニアインプラント)をご選択です。
スイス ストローマン社 ピュアセラミックインプラント
挿入ジグを用いて無事に埋入を終えました。
セラミックインプラントはワンピースタイプ(アバットメントまで一体となっている)であるため
埋入位置はアバットメントが別パーツであるボーンレベルインプラントと比べ
埋入位置の正確性が大変重要になってきます。
縫合を終えました。
およそ一週間後に糸をとります。
オペ終了時のレントゲン写真です。
セラミックインプラントの利点としてはアレルギーの可能性がほぼ無いため
チタンよりもさらに生体への親和性が優れていると思いますが
ワンピースであることによってアバットメントでの調整幅が無いことと、
まだ太い直径のタイプが存在しないためケースを慎重に考えることが必要です。
「オペの途中でも寝れるなぁと思いました。想像より楽でした。」M・Yさん、
東広島市西条町からのお越しに恐縮します。
痛くなくてなによりでした。
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インプラント治療を行う広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス