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インプラント症例・ブログ

インプラントの上部構造は清掃性が重要です。清掃困難なケースの再治療 2018.10.18

オーストラリア在住のC・Kさんの治療を行います。

すでに多数のインプラント治療を受けられています。(すべて日本にて)

上顎のインプラント同士の間隔は広く、下顎のインプラント間隔は狭い状態です。

インプラントのポジションが適正でない場合、上部構造は「いびつ」な形状となりやすく

その結果、物がつまりやすかったり、清掃が困難である状況を生み出してしまいます。

矢印の上顎のインプラントの部分を外してみます。

 

実際の右上臼歯部分です。

スクリュー固定(ネジ式)で大臼歯2本が連結されています。

 

スクリューホールに充填してあったレジンを取り除きました。

ネジ穴が見えています。

 

無事に上部構造が外れました。

内部にはゴマと思われる食渣が滞留していました。

 

上部構造の内面です。

白く見える付着物はプラーク(細菌塊)です。

窪んでいる部分にゴマがつまって取れなかったものと考えられます。

フロスや歯間ブラシで清掃しやすい形態に仕上げることが重要と考えます。

清掃性を無視した、いわゆる嵌め殺し的な治療は時限爆弾のように後々の問題につながります。

 

※他院でのあらゆるインプラント治療であっても問題なく対応できます。

他院に問い合わせることはいたしません。

 

C・Kさん、約1か月のご帰国中に頑張って進めていきましょう!

広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス

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