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インプラント症例・ブログ

右上サイナスリフト 顕微鏡動画 2014.07.19

インプラント治療は骨に対する治療ですので

骨が不足している場合は、骨増生処置が必要です。

上顎の場合はサイナスリフト・ソケットリフトと呼ばれる手法があります。

本日は右上のサイナスリフトを行います。

 

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右上上顎洞の矢状断(前後的断面)です。

画像左側が前歯側です。

より白く写っている構造体が骨です。

中央よりも右側(奥側)の厚みが薄い状態です。

上顎洞粘膜はおよそ5mmに肥厚しています。

上顎洞粘膜が肥厚している場合は処置中に破れにくいため

ある程度の範囲であれば好都合です。

 

CT_20140719192214R79-thumb-400x317-27781.jpg

右上上顎洞の前頭断(左右的断面)です。

 

IMG_8010R79-thumb-400x308-27784.jpg

判りにくいアングルで恐縮ですが

粘膜剥離を行い上顎洞周囲骨を露出させます。

 

ラテラルウィンドウオープン2014.07.19-thumb-350x240-27787.gif

まずは顕微鏡を覗きながら開窓します。(ラテラルウィンドウオープン)

大きなラウンドダイヤモンドポイントを5倍速コントラで用い

生理食塩水を注水します。

私は骨ディスクを残さない方法を気に入っています。

 

上顎洞粘膜剥離2014.07.19-thumb-400x274-27791.gif

上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を慎重に剥離します。

マイクロスコープ(顕微鏡)を覗きながら行います。

 

上顎洞粘膜の動き2014.07.19-thumb-350x240-27794.gif

上顎洞粘膜の剥離・挙上を終えました。

呼吸と共に粘膜がアコーディオンのように動くことを確認します。

破れていないことを確認するためです。

 

上顎洞に骨移植材填入2014.07.19-thumb-350x240-27797.gif

骨移植材を填入します。

 

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骨移植材の填入を終えました。

 

メンブレン設置2014.07.19-thumb-350x240-27804.gif

開窓部分にコラーゲンメンブレン(バイオメンド)を設置し封をしました。

 

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縫合を終えました。

 

およそ6ヶ月後にインプラントの埋入を行います。

顕微鏡はもはや歯科治療に必須な設備と考えます。

弊オフィスの2台の顕微鏡が同時に壊れたとすれば

その日は休診にせざるを得ないと考えています。

 

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広島市南区 三好デンタルオフィス

 

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