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インプラント症例・ブログ

右上第二大臼歯部分へインプラントオペをしました。フラットニング2015.07.08

 

2015.07.08 CT_R85-thumb-400x384-34590.jpg

オフィス内のCTで撮影し、右上第二大臼歯部分へインプラント埋入を計画します。

 

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いつものようにフェイスボウトランスファーを行い、顎関節と上顎歯列の位置関係を記録し

下顎の回転半径を割り出します。

 

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フェイスボウの記録を利用してKaVoプロターevo7咬合器にマウントしました。

 

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石膏模型上の上下顎の関係です。

下顎の第二大臼歯と上顎の相当部位とのクリアランス(隙間)がほぼ無いことがわかります。

このケースにおいては歯肉が厚いことと、顎骨の厚みが充分にありますので

それぞれの厚みを減らすことで、クリアランスを確保することにします。

同時に右上第一大臼歯の歯冠長を延長します。

 

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実際の右上です。金属があった頃の名残でメタルタトゥーが存在しています。

本日の外科処置時に切除します。

 

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事前に作成したサージカルステントを利用して角度を確認しながらドリリングします。

 

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歯肉をガイドとしてオステオトームで上顎洞底を挙上します。

先に歯肉を剥離しますと、骨の柔らかい方向へどんどん偏位してしまうのを防ぐため

私は粘膜剥離前にソケットリフトを済ませるようにしています。

 

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ここまできましたら粘膜を剥離します。

骨の高さを約2mmフラットニングし、メタルタトゥーを除去すると共に、粘膜の厚みを薄くしていきます。

 

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インプラントはスイスのストローマン社 ボーンレベルインプラントSLActive Φ4.8mm 8mm です。

 

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インプラントの埋入を終えました。骨頂のフラットニングと粘膜の厚さ調整を終えています。

 

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上下顎のクリアランスを確保できました。

 

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マットレス縫合で粘膜のたるみをなくし、縫合を終えました。

香川県からのお越しですので、抜糸不要な吸収性縫合糸を用いています。

 

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終了時のレントゲン写真です。

 

N・Cさん、オペお疲れさまでした。

少し痛むと思われますが、咬めるようになる日がとても楽しみです。

 

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広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス

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