土曜日は午後休診ですが、インプラントオペの場合は休診日でも対応しています。
(土曜日午後・日・月・祝日でも可能)
本日は左下奥から二番目の第一大臼歯の部分にインプラントオペをします。
オペ前の光景です。
三好デンタルオフィスには二つの個室のみ存在し
それぞれの部屋でインプラントオペ可能な設備になっています。
手術室ということではありませんが、歯科の治療は日々小手術のような内容ですので
個室にしています。
歯科用CTによるオペ前の診断・シミュレーションです。
オレンジ色のラインは下歯槽管(かしそうかん)といって神経や血管が入っています。
お若い方ですので、将来の歯ぐき・骨の変化を見越して中高年の方よりも
深めに植えます。(手前の歯の軸に合わせます。)
ストローマン ボーンレベルインプラントΦ4.8mm RC 12mm です。
チタンの表面をサンドブラストしたあと酸処理してあります。
万が一のため異なるタイプのインプラントも用意してオペに臨みます。
インプラント埋入(まいにゅう)予定部分のミラー像です。後ろの歯は今後治療します。
模型上で想定したポイントにマークするためのプラスチックの装置(ステント)です。
切り込みの穴の部分からドリルを入れます。
スタート地点をマークしました。このあと歯ぐきをめくります。
オペ終了時です。
一番奥の歯の後ろの歯肉をV字型にカットしたあと表層(上皮)を取り除き
インプラントを植えた部分の頬側に移植しています。
(ディスタルウェッジ→結合組織移植(CTG))
オペ後のレントゲンとCT画像の比較です。
第二大臼歯が手前に倒れてきており、その後ろには親知らずもあります。
そのため手前の小臼歯の軸にあわせてインプラントを植えています。
(第二大臼歯近心(手前側)の骨縁下ポケットも除去しています。)
「植えられるところに植えて噛めればそれでいい」ではなく
いかに正確に美しく出来るかということを重要視しています。
「こだわりのインプラント」「こだわりの歯科治療」をスタッフ一同頑張っています。