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インプラント症例・ブログ

お口のコピー(ガム模型)の作り方 後編

後編です。

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セットの内容です。 (シリコンゴム・分離剤・シリンジ・練板・スパチュラ)

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まずは分離剤のスプレーを吹きかけて型どりのシリコンゴムとくっつくのを防ぎます。

このスプレーノズルはつまり易いので、使用後は外してエアーかけておきます。

 

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混ぜ合わせると硬化が始まります。等量を練板に出します。

 

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歯ぐきの部分に練り合わせてピンクになったシリコンを注入します。

 

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余談ですが、シリンジ先端に残る余分なシリコンをふき取っておくと

引っかからずきれいに取れます。

 

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シリコンゴムの注入が終わった状態です。

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ここまできましたら石膏を注ぐのですが、シリコンゴムは水をはじくので

なじみを良くするために界面活性剤をスプレーします。

株式会社 キクタニ 「SUPER WET」

 

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超硬石膏の粉末とスパチュラ(練和ヘラ)です。

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水と混ぜた状態です。

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超硬石膏を型どりしたシリコンの上に注ぎます。

石膏が余ってもたくさん盛ってはいけません。

石膏の重さで型どりしたシリコンが変形するからです。

また、硬化中は写真の裏返しに向け、表面張力で石膏が張り付いている

状態にして出来るだけ重力の影響を排除します。

 

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固まりましたらアダプターのネジを緩めてインプラントのコピーと分離します。

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はずした状態です。お口のコピー(ガム模型=歯肉模型)です。

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石膏のはみ出た部分を、ヤスリの円盤が回転するトリマーで修正します。

水が供給されて削りクズが流れていきます。

(石膏は水を吸うと膨張しますので厳密な模型の際には適しません。)

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修正を終えたところです。

 

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歯ぐきのように再現さています。

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歯ぐきのゴムの部分は取り外すことができます。

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ここまででお口のコピーが出来ました。

この模型を使って仮歯を準備します。

(工作好きの方には歯科医は楽しい仕事です。)

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