左上大臼歯部分に2本のインプラントを埋入します。
過去にサイナスリフト(上顎洞の骨増生)を行っています。
サイナスリフト時の記事はこちらです。
サイナスリフト時のシュナイダーメンブレンの動きです。2016.09.23
埋入時にはソケットリフトをさらに行い、骨の幅を最大限に使えるようにします。
いつものようにサージカルステントを製作してインプラントオペに臨みます。
まずは安全な深度までドリリングを行い、深度ゲージを挿入してレントゲンを撮影します。
レントゲンにて方向が予定通りであることを確認できましたので
オステオトームを用いて上顎洞をさらに数ミリ拳上して
フラップレス(粘膜の剥離を行わない)でインプラント窩(インプラントを稙立する穴)を形成します。
使用するインプラントはスイスのストローマンインプラントです。
インプラント埋入を終えました。
頬側面観です。
青いパーツはインプラント埋入用の挿入ジグです。
挿入ジグを外しました。
封鎖スクリューで封鎖してインプラントオペの終了です。
出血も最小限で済み、縫合しないため抜糸が不要です。
オペ終了時のレントゲン写真です。
粘膜の厚さを把握することで埋入深度をコントロールします。
フラップレスオペは痛みが少ないインプラントオペであることも分かってきています。
本日は同時に左下第二大臼歯部分にも1本のインプラントを埋入しました。
Y・Tさん、3本のインプラントオペお疲れ様でした。
噛める日が来るのが楽しみですね。
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