先月に引き続きインプラント治療のセミナーに参加しました。
今回も専門的な内容になりますのでご了承ください。
3のへこんだ部分に左下奥から骨を持ってきます。
まずはへこんでいる部分をこのドリルで平らにならして、
移植骨がぴったりはまるようにします。
次に骨をもらってくる左下奥の骨の表面を平らにします。
このドリルで切れ目を入れます。
動かして骨の塊を採取します。
骨の塊が採れました。この部分はまた骨が出来てきます。
採取した移植骨をネジで固定したところです。
3ヵ月後にはインプラントが可能になります。
続きまして骨の幅の狭い4の部分を広げてインプラントを植える方法です。
骨の幅が狭いのですがインプラント治療が必要な場合、
骨の幅を広げるテクニック(スプリットクレスト)があります。
骨の頂上の部分に切れ目を入れます。
このドリルで切れ目をV字型に広げていきます。
溝に幅を押し広げる装置をセットします。
ネジを回すと装置が開いて骨の幅が広がります。
骨の幅が広がったら装置を移動してインプラントが植えられるように
穴を作ります。
交互にインプラント(ネジで代用)を植えたあと、
骨移植材に見立てた砂で隙間を補います。
いろいろな技術が日々開発されています。
明日は豚の骨を用いての実習です。
模型よりも実際に近いですので楽しみです。