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インプラント症例・ブログ

右上第一大臼歯部分にソケットリフトを行いインプラントを埋入しました。2018.11.10

右上第一大臼歯部分にインプラントの埋入計画を立てます。

 

いつものように上下歯列の印象採得(型取り)とフェイスボウトランスファーを行います。

 

フェイスボウトランスファーの情報から、上下歯列模型を咬合器にマウントしました。

 

埋入ポイントと角度を決定し、サージカルステント(ドリルガイド)を私が製作します。

 

いよいよ本日、埋入オペを行います。

まずは、サージカルステントの適合を確認します。

 

パイロットドリルでドリリングし深度ゲージを挿入しました。

本日のケースでも粘膜の剥離を行わないフラップレスオペを行います。

通常の難易度のインプラントオペであれば、粘膜の剥離を行わないでオペが可能です。

粘膜を剥離することで血流が遮断され、術後の創の裂開の可能性が高まると考えます。

つまり、粘膜を剥離して(ダメージを与えて)骨を目視で確認するよりも、粘膜を剥離しないメリットの方が大きいと考えます。

 

深度ゲージを挿入した状態でレントゲンを撮影します。

 

想定通りの角度にドリリング出来ていますので、ドリルステップを進めます。

粘膜の厚みも測定します。

 

上顎の場合は、ほぼすべてのケースでソケットリフトを併用します。

上顎洞底を約2㎜程度挙上することで骨の厚みよりも長いインプラントが植えられることと

ドリルによる上顎洞粘膜の穿孔を防ぐ目的があります。

そして、ソケットリフトの勘を常に失わないためでもあります。

 

インプラントを埋入する準備が整いました。(インプラント床(しょう)の完成)

 

インプラントはスイスのストローマンインプラントを用います。

 

BLT Roxolid φ4.8㎜ 長さ10㎜

 

インプラントの埋入を終えました。

ブルーのパーツは埋入時用の挿入ジグです。

 

挿入ジグを外しました。

 

封鎖スクリューでインプラントフィクスチャーのスクリューホールを封鎖しました。 

フラップレスオペでは術後の出血はほぼなく、痛みも出にくいことが特徴です。 

 

インプラントをフラップレス埋入し、封鎖スクリューで保護した後のレントゲン写真です。

インプラントは埋入ポジションのバランスこそがすべて、ですので安堵する瞬間です。

この後、仮歯を仮留めしてインプラントオペの終了です。 

 

K・Iさん、まずは1本目のインプラントオペお疲れさまでした。

 

広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス

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※インプラント診断 10800円/1ケース

インプラント埋入から完成(ジルコニアカスタムアバットメント+セラミッククラウン)まで 378,000円/本

その他、キャップ交換、スキャニングなど合計約10,000円程度の諸費用が掛かります。

よって完成まで実際には約40万円/本かかります。

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