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インプラント症例・ブログ

右下臼歯部に2本のインプラントを埋入しました。2020.02.21

右下臼歯部に2本のインプラント治療を行います。

抜歯後の名残で骨欠損が存在しています。

 

いつものようにフェイスボウトランスファーを行い、下顎頭と上顎歯列の位置関係を記録します。

 

フェイスボウトランスファーで記録した下顎頭と上顎歯列の位置関係を使用して

KaVoプロターevo7咬合器に上下歯列模型をマウントします。

 

実際の右下臼歯部分の咬合面観です。

右下第二小臼歯・右下第一大臼歯・右下第二大臼歯 の3本が欠損しています。

抜歯後の名残が凹凸として残っており、事前の準備もさることながら、実際の骨の状態を見て

現物合わせのようにオペを行う必要があるケースです。

 

頬側面観です。

かまぼこ型ではなく、凹凸があります。

 

局所麻酔後に粘膜を剥離しました。

歯科用CTによるシミュレーション通り、骨欠損が見られます。

 

特に第二小臼歯が存在していた場所に顕著な骨欠損が存在しています。

皮肉なもので、逆に第一大臼歯部分には骨のふくらみがあります。 

 

ドリリングポイントをイメージしやすいアダプターを用いて埋入位置を決定していきます。

 

同じく頬側面観です。

このあとドリルステップを進め、インプラントを埋入するためのインプラント床(しょう)を形成します。

インプラントはスイスのストローマンインプラントを用います。

 

第二小臼歯部分:BLT Roxolid®  φ4.1㎜ 長さ12㎜

第二大臼歯部分:BLT Roxolid®  φ4.8㎜ 長さ10㎜

 

インプラントの埋入を終えました。

ブルーのパーツは埋入用のジグです。

骨欠損部分はインプラントフィクスチャーのスレッドが露出していますので骨増生処置を行います。

2本のインプラントに橋渡しすることで3本分の臼歯を得るインプラントブリッジにします。

ブリッジにするか、3本それぞれ埋入するかは、総合的な判断が必要です。

 

埋入用のジグを外しました。

インプラントフィクスチャーのスクリューホールが見えています。

インプラントとインプラントの中間地点の穴は位置決め用の穴で、時間とともに治癒していきます。

 

スクリューホールを封鎖スクリューで保護します。(高さ0.5㎜)

 

骨のふくらみ部分を切削して、自家骨切削片を作成し、インプラントの露出部分に載せてカバーします。

 

         

その上に骨移植材を盛り上げます。

自家骨だけでは、経時的に骨吸収が起こり、一度できた骨が時間とともに無くなってしまうことがあるためです。

それを防止するために、生体に完全には吸収されない骨移植材を用います。

 

コラーゲンメンブレン(コラーゲン膜)で保護します。

軟組織の早期の侵入を防止します。

 

咬合面観です。

 

縫合してオペの終了です。

骨の形態を修正したことで縫合後の歯槽頂の形態が結果的に整いました。

 

   

オペ終了時のデンタルX線写真です。

 

N・Iさん、2本の埋入オペお疲れさまでした。

噛めるようになる日が楽しみですね!

  

※インプラント診断 10,000円+税/1ケース

インプラント埋入から完成(ジルコニアカスタムアバットメント+セラミッククラウン)まで35万円+税 /本 (奥歯の標準難易度の場合)

その他、キャップ交換、スキャニングなど合計約10,000円程度の諸費用が掛かります。

よって完成まで実際には約40万円/本かかります。(難易度によって異なります)  

※インプラント治療は外科処置につき、必ずしも成功するとは限らず、血管や神経の損傷や細菌感染などが起こるリスクがあります。                

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