左下臼歯ミラー像です。
第一大臼歯が喪失しており、金属ブリッジがセットされていました。
写真右端の第二大臼歯は歯根破折を起こしています。
中央左側の第二小臼歯は大きな根尖病変が存在しています。
残念ながらメタルコアのセットされている2本の歯は今後の長持ちが期待できない状態です。
本日は、まず第一大臼歯部分にインプラント埋入を行い
メタルコアのセットされている歯の抜歯に向けて準備します。
インプラント埋入の準備が整いました。
スイスのストローマンインプラント RC Φ4.8mm 10mm
埋入を終えました。
埋入トルクが15Ncm以上でしたのでヒーリングキャップを締結し縫合しました。
オペ後のレントゲン写真です。
メタルコアのセットされている2本の歯はまさに満身創痍の状態です。
メタルコアのクサビ効果とブリッジによる過重負担が歯の寿命を縮めることを示唆しています。
この2本は将来的に抜歯せざるを得ませんので
画像左端の第一小臼歯の歯軸にあわせてインプラントを埋入しています。
インプラントオペは狙った場所に狙った角度で埋入出来るかどうかを重要視しています。
Y・Mさん、このインプラントの治癒後が本当に楽しみです。
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広島市 三好デンタルオフィス