右下第二大臼歯部分にインプラントの埋入計画を立てます。
オフィス内の歯科用CTによる立体画像です。
いつものフェイスボウトランスファーを行い、顎関節と上顎歯列の位置関係を記録します。
フェイスボウトランスファーの記録をもとに咬合器に上下歯列模型をマウントします。
CTデータと模型を重ね合わせて埋入ポジションを決定します。
ドリルをガイドするサージカルステントを作成して、インプラント埋入オペ前の準備は終了です。
いよいよ本日、インプラント埋入オペを行います。
まずはサージカルステントの適合を確認します。
サージカルステントを用いて最初の段階のドリリングを終えました。
深度ゲージを挿入してレントゲンを撮影して確認します。
撮影したレントゲンです。
角度は想定通りでしたので安堵する瞬間です。
せっかく確認した角度のずれを最小限に抑えるために、
さらに奥に平行にドリリングして穴を設け、深度ゲージを挿入し、角度の基準とします。
奥の深度ゲージを参考にしながらインプラント埋入窩の形成を終えました。
インプラントを植えるためのインプラント床が完成しました。
インプラントはいつものようにスイスのストローマン社のインプラントを用います。
BLT Roxolid SLActive φ4.8㎜ 長さ10㎜を用います。
インプラントを埋入した直後の状態です。
インプラントの埋入を終えましたら、ブルーの挿入用ジグを外し
奥側の深度ゲージも抜き取ります。
インプラントのスクリューホールを封鎖スクリューで封鎖します。
インプラント埋入後のデンタルX線写真です。
十分な埋入トルクが出ましたので、約6週間後からインプラントで噛んでいただけます。
N・Jさん、福岡県からのお越しに恐縮です。
咬めるようになっていただくのが楽しみです。
広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス
※弊オフィスでは私が受けたい治療のみを実践するため、保険診療は行っておりません。
※インプラント診断 10,000円+税/1ケース
インプラント埋入から完成(ジルコニアカスタムアバットメント+セラミッククラウン)まで35万円+税 /本 (奥歯の標準難易度の場合)
その他、キャップ交換、スキャニングなど合計約10,000円程度の諸費用が掛かります。
よって完成まで実際には約40万円/本かかります。(難易度によって異なります)
※インプラント治療は外科処置につき、必ずしも成功するとは限らず、血管や神経の損傷や細菌感染などが起こるリスクがあります。