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インプラント症例・ブログ

左下臼歯部に抜歯即時インプラント埋入オペを行いました。2019.08.23

広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス 代表 三好龍治です。

左下大臼歯部分に2本のインプラントの埋入計画を立てます。

歯科用CTによるシミュレーションです。

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いつものように模型上でシミュレーションしてドリルガイド(サージカルステント)を製作します。

 

いよいよインプラント埋入オペに臨みます。

ドリルガイドの適合確認です。

 

左下臼歯部の咬合面観です。

赤矢印は親知らずにつき、インプラントで噛めるようになれば抜歯します。

白矢印は左下第一大臼歯の近心根のみが残っている状態です。(歯根分割抜歯)

 

頬側面観です。

 

深度ゲージを挿入して撮影したデンタルX線写真です。

白矢印の左下第一大臼歯近心根は傾斜しており、今後の確実性に欠けますので

抜歯と同時にインプラント埋入を行う抜歯即時埋入オペを行います。

深度ゲージの角度は想定通りですので、この深度ゲージを基準に手前のインプラント埋入から行います。

本日は抜歯即時埋入オペですので、抜歯からスタートします。

 

ヘーベルで動かし、抜歯鉗子でグリップして動かします。

 

無事に抜歯できました。

近心根さん、今までありがとうございました。。

 

抜歯した左下第一大臼歯近心根です。

 

抜歯を終えた状態です。

ここから先ほどの深度ゲージを改めて挿入し、抜歯した部分へのドリリングを進めます。

 

抜歯直後のドリリングは抜歯窩の形状にケラレやすいため、注意が必要です。

 

インプラントはいつものようにスイスのストローマン社製のものを用います。

 

BLT Roxolid φ4.1mm  長さ10mm

 

手前の埋入を終えました。

これを基準に奥のドリリングを進めます。

 

ドリリングを終え、奥側には長さ8㎜を埋入しました。

 

咬合面観です。

 

インプラントを埋入するためのブルーのパーツを外しました。

抜歯直後でありますのでインプラントと骨の間に隙間がある部分がありますので

この部分には骨再生因子であるエムドゲインと吸収性のコラーゲンスポンジを入れて治癒を期待します。

 

エムドゲインを注入しました。

 

加えてコラーゲンスポンジを入れました。

 

高さ5㎜のヒーリングキャップで、ある程度のカバーをして終了です。

画像右側の奥のインプラントには高さ0.5㎜の封鎖スクリューをしています。

 

インプラント埋入後のデンタルX線写真です。

 

仮歯が干渉なくセットできるように修正し仮着しましたらオペの終了です。

 

M・Cさん、右に続き左側もお疲れさまでした。

タイムリミットまでに出来るだけ進めましょう!

 

広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス

※弊オフィスでは私が受けたい治療のみを実践するため、保険診療は行っておりません。

 

※インプラント診断 10,000円+税/1ケース

インプラント埋入から完成(ジルコニアカスタムアバットメント+セラミッククラウン)まで35万円+税 /本 (奥歯の標準難易度の場合)

その他、キャップ交換、スキャニングなど合計約10,000円程度の諸費用が掛かります。

よって完成まで実際には約40万円/本かかります。(難易度によって異なります)  

※インプラント治療は外科処置につき、必ずしも成功するとは限らず、血管や神経の損傷や細菌感染などが起こるリスクがあります。                                             

 

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