広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス 代表 三好龍治です。
アメリカ在住であるS・Nさんの右下大臼歯部分のジルコニアインプラントのレントゲン写真です。
アメリカの歯科医師により埋入されたジルコニアインプラントです。
上部構造(インプラント本体に接続して歯の形態を成す構造体)を接続すると痛くて噛めないとのことです。
あくまでも私見ですが、インプラントの埋入深度が浅く、埋入角度の調和が天然歯列と取れていないように感じます。
埋入角度は上部構造製作時に ある程度補正出来る可能性がありますが、
それは天然歯に対する咬合力のベクトルとは異なりますので、いわば「ごまかす」手法と言えます。
埋入深度が浅いものは、いかなる補正(ごまかし)も出来ません。(私見です)
現状のインプラントを撤去し、埋入しなおすことが早道であり確実です。
日本への一時帰国中に撤去をご決断なさいました。
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実際の右下臼歯部の状態です。
歯肉に覆われていますが、インプラント直上の歯肉には瘻孔(ろうこう:膿の出口)が存在しています。
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表面麻酔と注射による局所麻酔後に粘膜を剥離しました。
ジルコニアインプラントが見えるようになりました。
骨の内部に位置付けるボーンレベルインプラントですが、インプラントネックが露出しています。
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顕微鏡(マイクロスコープ)下でビデオ録画しながら行います。
円柱状のドリルであるトレフィンドリル(トレフィンバー)で周囲の骨を削り取ります。
インプラント外径に出来るだけ近い内径をもったトレフィンドリルのサイズ選定が重要ですので、
弊オフィスでは各サイズ準備してインプラント撤去オペに臨みます。
事前準備が何事も重要です。
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完璧な適合といえる内径サイズのトレフィンドリルがありましたので、
最後はジルコニアインプラントも共に回って無事に取れました。
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トレフィンドリルがピッタリであれば周囲骨の切削損失が最小限で済みます。
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ジルコニアインプラント撤去後の穴 (撤去窩:てっきょか)の状態です。
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撤去したジルコニアインプラントとトレフィンドリルです。
完全に密着して外すことが出来ません。
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インプラント撤去窩には骨移植材(ボナーク®)を填入して、治癒後のインプラント埋入に備えます。
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インプラント撤去窩に骨移植材を填入しました。
※理論上はインプラント撤去当日に新しいインプラントを私が是とする位置に埋入することは出来ますが
アメリカ在住でいらっしゃるため、確実の為に即時埋入ではなく治癒後のインプラント埋入を選択しました。
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抜糸不要な吸収性の縫合糸で縫合しました。
次回の一時帰国時にインプラントの埋入計画を立てます。
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S・Nさん、よくぞご決断なさいました。
一歩を踏み出せば結果がついてきます。
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広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス





















